2020年02月

2020年02月26日

日光のんびり旅・鹿沼へ寄り道♪

元日にも日光へお参りしたのだけど、節分が過ぎて輪王寺の「鬼門除けのお札」が新しくなったので授けていただきながらのんびりと奥日光に泊まってきました。
お参りは翌日にして、ちょっと回り込んで鹿沼へ立ち寄りました。

鹿沼で以前から気になっていたのは、お祭りの屋台。
食いしん坊の私が屋台って言うと たこ焼き?焼きそば?りんご飴?と思うでしょうがそっちの屋台ではなく、、お祭りで曳きまわす屋台のほうです。
鹿沼市内の今宮神社の例大祭に繰り出される25台ほどの屋台が
それぞれ見事な彫刻が施されているとのことなので
ぜひ、近くで見てみたいと思い見学できる施設に行ってみました。

彫刻屋台を展示してある施設は数か所あるのだけど、
今回おじゃましたのは「木のふるさと伝統工芸館」

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鹿沼って園芸用の「鹿沼土」の印象ばかりだったけど、木工業も盛んとの事。
鹿沼組子書院障子、鹿沼総桐箪笥など、目を見張る伝統工芸品が展示してありました。


その一角に常設展示してあるのが、石橋町の彫刻屋台。

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それぞれの町内ごとにデザインが違うんだけど ここのは「彩色彫刻黒漆塗屋台」。
細やかな彫刻に鮮やかな彩色が施され、まさに動く芸術品!


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こんなに近くでじっくり見られて撮影も👌なんて、
すごい感動モノです

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菊の花、金鶏鳥や小鳥たち、、波の上を流れているかのような美しさ。

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彩色や彫刻に違いはあれど、多くの町内に甲乙つけがたい彫刻屋台があると言う。
皆さん「うちのが一番!」って思っているのでしょうね

鹿沼は日光へ向かう街道の宿場町だったので、日光の社寺で仕事をしていた彫刻師が冬場や地元への帰り道にこの地で依頼され屋台の彫刻を作ったのではないか、と伝えられているようです。


ちなみに、こちら「木のふるさと伝統工芸館」
入館は無料。
町内の有志の方が丁寧にアツ〜く説明をしてくれます。

今回はこの屋台だけで鹿沼を後にしましたが、機会があったら他の町内の屋台もじっくり見学したいものです。

このあとは、、 お気に入りのお蕎麦を食べて日光へ向かいます。。。つづく♪