2020年06月
2020年06月24日
*思い出発掘*「2016年11月京都の旅・萬福寺の普茶料理に感動!」
やっと外出制限も解除されましたが、未だ感染者の数が伝えられる日々
なかなかスッキリした気分で出かけられません。
大好きな温泉をのんびり満喫するのは
もうちょっと先にしようかと思っています。
そんなわけで、、、3年半前の京都の旅を思い出袋の中から発掘してみました♪
2016年11月の京都への旅のひとコマです。
この日は京都の友達が奈良の友達と一緒に車でホテル近くまで迎えに来てくれました。
お二人には京都へ行くたびにとってもお世話になっているのです。ホントありがたいです
まずは、乙女時代に行ったきりの「平等院」へ連れて行ってもらい…
紅葉の庭園を歩き、池に浮かぶかの如く美しい鳳凰堂に感激しました。
もちろん、御朱印も頂きましたよ。
平等院についても書きたいことはいっぱいあるのですが、それはまた後日として。。
今回は平等院のあとに連れて行ってもらったお寺での昼食について
書き留めておきたいと思います。
宇治のちょっと小高いところにあるお寺、黄檗宗大本山「萬福寺」です。
まずは、総門をくぐって中へ入ります。
17世紀に明から来た「隠元」というお坊様によって開かれたお寺。
あの「いんげん豆」を日本に伝えたのがこのお寺の開祖「隠元禅師」って言われているそうです。
中国様式の建物が残る寺院ということで以前から興味があり、いつか訪れたいと思っていました。
大きな三門を抜けるとちょっと広くなっています。
三門から先は、大きなお堂が三つ一直線に建てられています。
参道には、正方形の平石が菱形に敷かれているのですが、これは龍の背の鱗をイメージしたものらしく独特の雰囲気となっています。龍の背中に導かれてお参りする、、、気持ちも高まりますよ。
ドラゴンボールのように、、いつの世も龍へのあこがれというか…崇拝の念が強かったんですね。
天王殿というお堂の中には、布袋様が祀られていました。
弥勒菩薩の化身だそうです。なんか、、親近感のあるお腹です(笑)
参拝者がおさすりするんでしょうね、お腹あたりはピカピカになっていました。
布袋様の後ろには、韋駄天さま。周囲には四天王が配置されている。
日本では珍しい配置だけど、中国式の祀り方なんですって。
そして、本堂「大雄寶殿」。
お釈迦様を本尊としてお祀りしています。
正面には鮮やかな色の香炉が置かれています。
このお寺のお線香は中国式の長いお線香です。
回廊に吊るされているのは「開梆(かいぱん)」という木で造られたお魚。
魚の形をしているので「魚梆」とも言います。これを叩いて時を知らせるのだそうです。
体長2メートル!ちょうどソーシャルディスタンスですよ(笑)
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:
さて、、いよいよ楽しみにしていた昼食です!
頂くのは 「普茶料理(ふちゃりょうり)」
いわゆる精進料理なのですが、「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味。隠元禅師が中国から伝えたと言われる由緒ある伝統料理で。。。
連れてきてくれた京都のお友達が予約しておいてくれたのです。
上下の隔たりなく、4人でひとつの座卓を囲み、和気あいあいと残さず食す…というのが普茶料理の作法です。
現在は感染防止のため一人ずつのお重になっているそうですが、
基本は大皿に盛られた料理をわけていただきます。
「筝羹(シュンカン)」という煮物などの盛り合わせ。
見た目もきれいです!
チーズの燻製みたいなのが美味しかった〜〜
これは「麻腐(マフ)」というもの。
日本の精進料理でもおなじみの ゴマ豆腐っていう感じです。
ゴマの香りが口の中に広がってなんとも幸せな味です。
「浸菜(シンツァイ)」という季節の食材を用いた一品。
意外としっかりした味付けです。
こちらは「油茲(ユジ)」。
天ぷらのような感じですが、衣や素材に味が付いているので そのまま頂きます。
中身が何だったか、、忘れてしまったけど えぇ〜コレを揚げたの〜?って驚いた記憶があります。
あ、紅ショウガは覚えてる!いつも端っこに添えられている紅ショウガが誇らしげに並んでいたもん。
香の物と御飯。
お吸い物は「寿免(スメ)」という澄まし汁。
お野菜からの出汁なんでしょうね、あっさりだけど上品な汁ものです。
最後は デザート。「水果(スイゴ)」と言われています。
果物と甘いものでコース終了!完食です
素材を活かしながらも 客人をもてなすために趣向を凝らして作られた料理。
中国から持ち込まれた技術と京都人のおもてなしの心が、見て楽しく食べて美味しいお料理を伝え続けているのでしょう。
こちらが、萬福寺の御朱印。
5種類全部お受けしちゃいました。
このあと、醍醐寺へと向かったのですが。。
それもまた後日
楽しい時間をお付き合いしてくれたお友達に、、
感謝、感謝の一日でした♪
なかなかスッキリした気分で出かけられません。
大好きな温泉をのんびり満喫するのは
もうちょっと先にしようかと思っています。
そんなわけで、、、3年半前の京都の旅を思い出袋の中から発掘してみました♪
2016年11月の京都への旅のひとコマです。
この日は京都の友達が奈良の友達と一緒に車でホテル近くまで迎えに来てくれました。
お二人には京都へ行くたびにとってもお世話になっているのです。ホントありがたいです
まずは、乙女時代に行ったきりの「平等院」へ連れて行ってもらい…
紅葉の庭園を歩き、池に浮かぶかの如く美しい鳳凰堂に感激しました。
もちろん、御朱印も頂きましたよ。
平等院についても書きたいことはいっぱいあるのですが、それはまた後日として。。
今回は平等院のあとに連れて行ってもらったお寺での昼食について
書き留めておきたいと思います。
宇治のちょっと小高いところにあるお寺、黄檗宗大本山「萬福寺」です。
まずは、総門をくぐって中へ入ります。
17世紀に明から来た「隠元」というお坊様によって開かれたお寺。
あの「いんげん豆」を日本に伝えたのがこのお寺の開祖「隠元禅師」って言われているそうです。
中国様式の建物が残る寺院ということで以前から興味があり、いつか訪れたいと思っていました。
大きな三門を抜けるとちょっと広くなっています。
三門から先は、大きなお堂が三つ一直線に建てられています。
参道には、正方形の平石が菱形に敷かれているのですが、これは龍の背の鱗をイメージしたものらしく独特の雰囲気となっています。龍の背中に導かれてお参りする、、、気持ちも高まりますよ。
ドラゴンボールのように、、いつの世も龍へのあこがれというか…崇拝の念が強かったんですね。
天王殿というお堂の中には、布袋様が祀られていました。
弥勒菩薩の化身だそうです。なんか、、親近感のあるお腹です(笑)
参拝者がおさすりするんでしょうね、お腹あたりはピカピカになっていました。
布袋様の後ろには、韋駄天さま。周囲には四天王が配置されている。
日本では珍しい配置だけど、中国式の祀り方なんですって。
そして、本堂「大雄寶殿」。
お釈迦様を本尊としてお祀りしています。
正面には鮮やかな色の香炉が置かれています。
このお寺のお線香は中国式の長いお線香です。
回廊に吊るされているのは「開梆(かいぱん)」という木で造られたお魚。
魚の形をしているので「魚梆」とも言います。これを叩いて時を知らせるのだそうです。
体長2メートル!ちょうどソーシャルディスタンスですよ(笑)
*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:*:--☆--:
さて、、いよいよ楽しみにしていた昼食です!
頂くのは 「普茶料理(ふちゃりょうり)」
いわゆる精進料理なのですが、「普茶」とは「普く(あまねく)大衆と茶を供にする」という意味。隠元禅師が中国から伝えたと言われる由緒ある伝統料理で。。。
連れてきてくれた京都のお友達が予約しておいてくれたのです。
上下の隔たりなく、4人でひとつの座卓を囲み、和気あいあいと残さず食す…というのが普茶料理の作法です。
現在は感染防止のため一人ずつのお重になっているそうですが、
基本は大皿に盛られた料理をわけていただきます。
「筝羹(シュンカン)」という煮物などの盛り合わせ。
見た目もきれいです!
チーズの燻製みたいなのが美味しかった〜〜
これは「麻腐(マフ)」というもの。
日本の精進料理でもおなじみの ゴマ豆腐っていう感じです。
ゴマの香りが口の中に広がってなんとも幸せな味です。
「浸菜(シンツァイ)」という季節の食材を用いた一品。
意外としっかりした味付けです。
こちらは「油茲(ユジ)」。
天ぷらのような感じですが、衣や素材に味が付いているので そのまま頂きます。
中身が何だったか、、忘れてしまったけど えぇ〜コレを揚げたの〜?って驚いた記憶があります。
あ、紅ショウガは覚えてる!いつも端っこに添えられている紅ショウガが誇らしげに並んでいたもん。
香の物と御飯。
お吸い物は「寿免(スメ)」という澄まし汁。
お野菜からの出汁なんでしょうね、あっさりだけど上品な汁ものです。
最後は デザート。「水果(スイゴ)」と言われています。
果物と甘いものでコース終了!完食です
素材を活かしながらも 客人をもてなすために趣向を凝らして作られた料理。
中国から持ち込まれた技術と京都人のおもてなしの心が、見て楽しく食べて美味しいお料理を伝え続けているのでしょう。
こちらが、萬福寺の御朱印。
5種類全部お受けしちゃいました。
このあと、醍醐寺へと向かったのですが。。
それもまた後日
楽しい時間をお付き合いしてくれたお友達に、、
感謝、感謝の一日でした♪